MtGと物理学

2005年4月26日
 物理学ってやつで始めに習ったのは「運動と力」でした。もう3年ほど前の話ですね。物理学を理解するには、あたりまえのことをあたりまえに受け止めて物理の心を理解すること。と教師がはじめに言ったのを覚えています。残念ながら2年間で物理の心というものをあまり理解できませんでした、むしろ物理の授業は苦でしたね。
 そして、最近通勤電車に乗っていると物理の心のようなものをなぜか強く意識してしまいました。というよりも心に残っていた言葉がまた頭の中に出てきたような感じです。
それが
「通勤電車は非物理的」。

 べつに列車がどうのこうのというわけではありません。その非物理的なところはどこかというと、車両に人がいるのにさらにその中に人が入っていくのは不自然だってことです。もし人間がただの玉で車両が箱だとしたならば、物理の心では非常に理解しがたい。ということです。
 抗力や作用・反作用とか習ったのを覚えています。微妙に...ですが。そして力はベクトルで表され、数学の時間のベクトルとよく似た計算させられたのを覚えています。ベクトルはその方向にその大きさに相当した長さの線分を書き、その向きに矢印をつけて図示するとかいうやつですね。現在経済学部で文系の私がこんなこんな事かいても、不思議な話だという感じはしますが。

 そんなこと思い出しながら満員電車に乗っている私は今もMtGをやっているんです。高校のころは数学・物理・化学の授業が中心の毎日でした。正直あまり面白くなかったです。それでも文系の授業、たとえば歴史・古典などよりは自分にはあっていたように今でも思います。そんなつまらない授業よりも、デュエリストジャパンなどで書いていたマナカーブ理論やカード・テンポアドバンテージ概念の方が魅力的だったのは言うまでもありません。そして時期時期のメタゲーム分析やデッキのあり方のような文にこころが奪われたのを覚えているわけです。MtGって面白いなぁとか思ったが最後だった、とはこの日記読んでいる人にはわかってもらえるでしょう。

 当時はあまり面白くない物理学でしたが、最近デッキを考えていると物理学(特に力・ベクトル)が非常にデッキ作成のときの基礎になる。っつーかそれに似偏っているみたいなのを感じてきました。もともと2年程前から考え的にはありました。というよりは物理や数学の授業中に、MtGで言うところのこんな部分かな...って程度の感覚でしたが。
この機会に私のマジックに対する考え方やデッキ構築を力学的にみるとどういう作業なのか?というのを駄文ですが、書いていこうと思います。「マジックと力学の関係性」というところですね。

それでは、また明日。

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