ヴァラクートについて@レガシーその2
2011年8月25日コメント (2)その2です。何度かレガシーに出て思った事など。
○ヴァラクートのプレイングについて。
ヴァラクートのプレイングはいたって簡単。スタンダードと同じで、土地を置く→ランパン系を打って土地を伸ばす→フィニッシャー等を連打する。というビッグマナ系の王道な動きです。以上。
ビートダウンには基本ターンがけっこう早いので勝つことができ、マスカン・勝ちに行くカードが多いのでコントロール等には相手が対応し切れずに勝つ事ができます。
それしかないので、特に書く事がないのですが重要なフィニッシュの部分だけ。
○《原始のタイタン/Primeval Titan》
このカードはレガシーでも強力で、打ち消された事のあるカードは《Force of Will》と《対抗呪文/Counterspell》の2種類だけです(もみ消し/Stifleされた事はありますが)。呪文嵌め、精神的つまずき、REB・BEBに引っかからないのでスタンダードよりもブッパしやすいです(マナ漏出や瞬間凍結がない、素晴らしい環境です)。
多くの青いデッキはFoWでしかタイタンを打ち消す事が出来ない(対抗呪文が入ってるデッキは少ない)ので、唱えてしまえばほぼ通ってしまうのが感想です。なので、とりあえずキャストするのがいいです。
実際、相手の手札が7枚の時に普通に通ってしまう事が何度もありました。
もちろん、FoWやDazeは打たれる事がありますが、ピッチであればその分ハンド差やテンポ差で勝つことが多いです。
打ち消しではなく、除去で対処される事がありますが、ソープロ等を打たれてもがっかりしないですし、何より場に出た時点で半分以上仕事はしています。
誘発の能力で持ってくるカードはスタンダードと同じく、基本的には《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》2枚で、次のターンに殴ればだいたい勝てます。
ただ、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》以外にも森を2枚持ってくるケースが多々あります。
それは《風景の変容/Scapeshift》の際に書きます。
不毛の大地がある環境でヴァラクートは大丈夫なのか?とよく言われますが、相手が不毛の大地を4枚集めるより緑タイタンでヴァラクートを並べる方が速いのでわりと大丈夫です。
スタンダードで地盤の際が足りずに負ける事があるでしょう?それと同じです。むしろ、広がる海の追加がない分レガシーの方が楽です(笑)
問題はるつぼやKotRなどと絡んできた場合ですが、その場合は《風景の変容/Scapeshift》に頼る事になります。
○《風景の変容/Scapeshift》
このカードは土地が7枚以上あれば1枚コンボでゲームを終わらせてくれます。
基本的な計算方法は、土地7枚サクってヴァラクート×1山6枚で18点。土地8枚サクってヴァラクート×2枚と山6枚で36点です。
これを安定させるために、場には基本地形を並べる事が非常に大切です。
フェッチランドがほとんどのデッキに入っているので、7枚ある状態でスケープシフトを打てばいいのが嬉しい環境です。
そして、何度もこのカードを打って気づいた事は、レガシーでもこのカードが通ってしまえば阻止できるカードはほとんど無い事という事です。
ヴァラクートと山が同時にでてチェックが行われると、山さえ必要枚数あれば解決時にヴァラクートが場に残っている必要がないので(ヴァラクートを割る事による)不毛の大地で対応される事はありません。
という事で、不毛の大地が入っている相手の場合はタイタンを切ってこのカードで勝ちに行く事も多いです。さらに相手が青いデッキであれば、緑タイタンで緑マナを4枚確保して同じターンでスケープシフトを2枚でキャストするという勝ち筋もよくします。
またストームと違って、もみ消されるためには誘発分必要だそうです。
あとは、ソープロやヘリックスのライフゲインのインスタントさえ気をつけて(7枚ではなく8枚で36点にする。)おけば、ほぼ勝つことができてしまいます。
スケープシフトは器用なカードで、全部土地をサクるのではないので、土地が多ければ多い程選択が増えるのも嬉しいです。
まだ使われた事ないんですが、天使の嗜みに関しては、手札にフェッチランドがあれば次の相手のターンに勝ちなのでそれ程怖く無さそうですね。
○《燃え立つ願い/Burning Wish》
このカードはスケープシフトを持ってくる事が出来るので、フィニッシャーとして考えています。スケープシフトを同じターンに2枚使うためにスケープシフトを掻き集めるのに役立ってくれます。
このカードは便利なのですが、それ故に裏切られる事があります。
序盤相手のタルモゴイフが並んだゲームで非業の死を持ってきたのですが、実際にこちらが負けるターンは割と後で、スケープシフトを持ってきていればゲームに勝てた。という事があったので、相手に有効なカードを持ってくるべきか自分のデッキにそったカードを持ってくるべきかはよくかんがえてみて下さい。
フィニッシュカードがデッキに10枚以上あり、どれも対応されにくいカードばかりです。
書かなかったですが、同じターンに何度もスペルを唱えないので、キャノニストや三宝、精神壊しの罠などにも邪魔されにくいです。
以上がヴァラクートのプレイングの部分でしょうか。タイタンで勝つのか、スケープシフトで勝つのかで土地の持ってき方が違うぐらいですね。
あとは、悩んだらとりあえずマナ伸ばしてブッパすればいいです。
ZOO、石鍛治&ジェイスデッキ、青いヘビーコントロールデッキには相性が良く、成績的にも満足のいく結果になっています。
理由等は上記の通り。
バント系のデッキに関しても、6〜7割ぐらいで有利。
触れてないデッキとして黒いデッキがあります。日本選手権の時にチーアメに2度当たって両方勝ってるんですが、どちらかというとハンデス系のデッキには相性が悪いと思っています(シンクホール入るとさらに相性悪い)。
とにかくトップで○○を引けば勝ち!の状態にもっていく事を意識してプレイするのが大切そうですね。それ以外はあまり掴めたものがないです。
根絶されたゲームは、もちろん負けてしまいますしね。今後は黒いデッキに対する答えが欲しいところ。
マーフォークには1度しか当たっていないので、よく分からないです。
ゴブリンはフリープレイをだいぶやって、超有利(稲妻3枚の時ですが)でした。
少し大雑把ですが、こんなところで。
○ヴァラクートのプレイングについて。
ヴァラクートのプレイングはいたって簡単。スタンダードと同じで、土地を置く→ランパン系を打って土地を伸ばす→フィニッシャー等を連打する。というビッグマナ系の王道な動きです。以上。
ビートダウンには基本ターンがけっこう早いので勝つことができ、マスカン・勝ちに行くカードが多いのでコントロール等には相手が対応し切れずに勝つ事ができます。
それしかないので、特に書く事がないのですが重要なフィニッシュの部分だけ。
○《原始のタイタン/Primeval Titan》
このカードはレガシーでも強力で、打ち消された事のあるカードは《Force of Will》と《対抗呪文/Counterspell》の2種類だけです(もみ消し/Stifleされた事はありますが)。呪文嵌め、精神的つまずき、REB・BEBに引っかからないのでスタンダードよりもブッパしやすいです(マナ漏出や瞬間凍結がない、素晴らしい環境です)。
多くの青いデッキはFoWでしかタイタンを打ち消す事が出来ない(対抗呪文が入ってるデッキは少ない)ので、唱えてしまえばほぼ通ってしまうのが感想です。なので、とりあえずキャストするのがいいです。
実際、相手の手札が7枚の時に普通に通ってしまう事が何度もありました。
もちろん、FoWやDazeは打たれる事がありますが、ピッチであればその分ハンド差やテンポ差で勝つことが多いです。
打ち消しではなく、除去で対処される事がありますが、ソープロ等を打たれてもがっかりしないですし、何より場に出た時点で半分以上仕事はしています。
誘発の能力で持ってくるカードはスタンダードと同じく、基本的には《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》2枚で、次のターンに殴ればだいたい勝てます。
ただ、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》以外にも森を2枚持ってくるケースが多々あります。
それは《風景の変容/Scapeshift》の際に書きます。
不毛の大地がある環境でヴァラクートは大丈夫なのか?とよく言われますが、相手が不毛の大地を4枚集めるより緑タイタンでヴァラクートを並べる方が速いのでわりと大丈夫です。
スタンダードで地盤の際が足りずに負ける事があるでしょう?それと同じです。むしろ、広がる海の追加がない分レガシーの方が楽です(笑)
問題はるつぼやKotRなどと絡んできた場合ですが、その場合は《風景の変容/Scapeshift》に頼る事になります。
○《風景の変容/Scapeshift》
このカードは土地が7枚以上あれば1枚コンボでゲームを終わらせてくれます。
基本的な計算方法は、土地7枚サクってヴァラクート×1山6枚で18点。土地8枚サクってヴァラクート×2枚と山6枚で36点です。
これを安定させるために、場には基本地形を並べる事が非常に大切です。
フェッチランドがほとんどのデッキに入っているので、7枚ある状態でスケープシフトを打てばいいのが嬉しい環境です。
そして、何度もこのカードを打って気づいた事は、レガシーでもこのカードが通ってしまえば阻止できるカードはほとんど無い事という事です。
ヴァラクートと山が同時にでてチェックが行われると、山さえ必要枚数あれば解決時にヴァラクートが場に残っている必要がないので(ヴァラクートを割る事による)不毛の大地で対応される事はありません。
という事で、不毛の大地が入っている相手の場合はタイタンを切ってこのカードで勝ちに行く事も多いです。さらに相手が青いデッキであれば、緑タイタンで緑マナを4枚確保して同じターンでスケープシフトを2枚でキャストするという勝ち筋もよくします。
またストームと違って、もみ消されるためには誘発分必要だそうです。
あとは、ソープロやヘリックスのライフゲインのインスタントさえ気をつけて(7枚ではなく8枚で36点にする。)おけば、ほぼ勝つことができてしまいます。
スケープシフトは器用なカードで、全部土地をサクるのではないので、土地が多ければ多い程選択が増えるのも嬉しいです。
まだ使われた事ないんですが、天使の嗜みに関しては、手札にフェッチランドがあれば次の相手のターンに勝ちなのでそれ程怖く無さそうですね。
○《燃え立つ願い/Burning Wish》
このカードはスケープシフトを持ってくる事が出来るので、フィニッシャーとして考えています。スケープシフトを同じターンに2枚使うためにスケープシフトを掻き集めるのに役立ってくれます。
このカードは便利なのですが、それ故に裏切られる事があります。
序盤相手のタルモゴイフが並んだゲームで非業の死を持ってきたのですが、実際にこちらが負けるターンは割と後で、スケープシフトを持ってきていればゲームに勝てた。という事があったので、相手に有効なカードを持ってくるべきか自分のデッキにそったカードを持ってくるべきかはよくかんがえてみて下さい。
フィニッシュカードがデッキに10枚以上あり、どれも対応されにくいカードばかりです。
書かなかったですが、同じターンに何度もスペルを唱えないので、キャノニストや三宝、精神壊しの罠などにも邪魔されにくいです。
以上がヴァラクートのプレイングの部分でしょうか。タイタンで勝つのか、スケープシフトで勝つのかで土地の持ってき方が違うぐらいですね。
あとは、悩んだらとりあえずマナ伸ばしてブッパすればいいです。
ZOO、石鍛治&ジェイスデッキ、青いヘビーコントロールデッキには相性が良く、成績的にも満足のいく結果になっています。
理由等は上記の通り。
バント系のデッキに関しても、6〜7割ぐらいで有利。
触れてないデッキとして黒いデッキがあります。日本選手権の時にチーアメに2度当たって両方勝ってるんですが、どちらかというとハンデス系のデッキには相性が悪いと思っています(シンクホール入るとさらに相性悪い)。
とにかくトップで○○を引けば勝ち!の状態にもっていく事を意識してプレイするのが大切そうですね。それ以外はあまり掴めたものがないです。
根絶されたゲームは、もちろん負けてしまいますしね。今後は黒いデッキに対する答えが欲しいところ。
マーフォークには1度しか当たっていないので、よく分からないです。
ゴブリンはフリープレイをだいぶやって、超有利(稲妻3枚の時ですが)でした。
少し大雑把ですが、こんなところで。
コメント
マナを払うカウンターが少ないのは追い風ですね。
相手のwillの枚数よりこちらの決め手の方が多いので勝てるわけですよね。
願いで何持ってくるかはちょっと難しいところですね。
まあ大抵スケープシフトですけどw
タイタンかスケープシフトかどちらを目指すのかは大切ですが、どちらもあるときはどちらを優先(先にプレイ)しますか?
スケープシフトが通れば勝ちなので、先にタイタンを処理させてからスケープシフトを通す形でしょうか?
あと、キープ基準について質問です。
僕は今、主にこんな感じのキープ基準でやっています。
・フェッチか森がある
・マナ加速がある
・フィニッシャーがある(願い、頂点含む)
まあありがちな基準ですね(^^;
どれかが欠けているときは基本的にマリガンしますが、独楽or悪知恵があって他がよければキープする場合もあります。
この基準だと、先手思考囲いでフィニッシャーを抜かれて乙ることがありそうです…
はなこいさんはどんな感じでやっておられますか?参考にしたいです。
理由はマルティロさんと同じなのと、タイタンは6マナでスケープシフトは実質7マナなんで自然にタイタンから入るます。
キープ基準はとにかく緑マナがある事。マナ加速がないハンドはマリガンだけど、フィニッシャーないハンドはわりとキープしちゃいますね。